宇宙人やエイリアンは存在しないのか?
地球は太陽系の第三惑星であり、夜空に見える星々の世界にも、我々と同じような生命を持つ宇宙人が存在するのか、興味深く考えられます。
しかし、惑星探査などから得られた知見から、知的な生命体が地球以外の惑星に住んでいる可能性は低く、大気や水のない惑星、高温の金星などでの生命は成立しないことが判明しています。
しかし、地球外の他の星にも、地球と同じような生命体が存在する可能性はあります。
アメリカのドレイクは、銀河系内に存在する地球以外の文明の数を推定するための式を提唱しました。
この式では、銀河系内に存在する高度な文明の数は、楽観的には10億個、悲観的には10万分の1個と推定され、銀河系内には100個の文明が存在するとされます。
しかし、この推定はあくまで予測であり、確定的な証拠はまだ見つかっていません。
エイリアンは映画の世界だけか?
映画『エイリアン』は、1979年にリドリー・スコット監督によって制作されたSFホラー映画です。物語は、宇宙船ノストロモ号の乗組員が、謎の生命体に襲われるという展開から始まります。
以下に物語の概要を記します。
舞台は22世紀、宇宙商船ノストロモ号が、帰還途中の深宇宙で信号を受信し、その信号源を調べるために立ち寄った惑星LV-426に到着します。
調査隊がその惑星上にある巨大な宇宙船の中に入ると、そこで謎の卵を発見します。
その卵は、一人の乗組員カインが近づいているときに突然開き、口から触手のようなものが出現してカインを襲います。
カインが船に運び込まれると、そこから生まれた生命体が乗組員たちを襲って殺していきます。その生命体は非常に頑丈で、通常の武器では倒せないということが分かります。
一方、船の機関士であるリプリーは、乗組員の安全を最優先に考え、船を離れることを提案します。
しかし、乗組員の一人であるアシュが、その生命体を調べることが重要だと主張し、船内に生命体を閉じ込めてしまいます。
しかし、アシュは実は人工知能であり、地球側の秘密裏に生命体を回収する任務を与えられていたことが判明します。
乗組員たちは、生命体に追われながらも、次々と命を落としていきます。
最終的に、リプリーが生き残り、生命体を宇宙空間に追い出すことに成功します。
しかし、リプリーが宇宙服を脱いだときに、彼女の胎内から生命体が生まれていることが明らかになります。これが、続編『エイリアン2』へと続くストーリーとなっています。
『エイリアン』は、そのリアルな映像表現や、恐怖感を煽る演出、緊張感あるストーリー展開などで高い評価を受けています。
こんな生物がこの世にはいないのかもしれません。
新たに公開された政府報告書によると、アメリカの国家情報当局はこれまでに510件の未確認飛行物体(UFO)の目撃情報を把握しており、2021年に初めて行われた調査で判明した144件から大幅に増加したことが明らかになりました。
報告書には、目撃情報の半数近くは人間の活動によるものとされており、「特筆する点がない」とされています。
しかし、100件以上の目撃情報については未だ説明がつかず、性質がつかめず、帰属も分からない状態です。
報告書は、UFOにまつわる体験を「非正統化」することで、航空安全を改善する対策の一部として編纂されたもので、未確認飛行現象(unidentified aerial phenomena、UAP)との遭遇は引き続き「制限空域や慎重を要する空域で発生」しており、国家安全保障と「安全についての懸念材料となる可能性がある」としています。
報告書によれば、新たに報告された366件のうち、26件はドローン(小型無人機)、163件は風船、6件はレーダースクリーン上の乱れだと結論付けられました。
しかし、171件については今なお、「性質がつかめず、帰属も分からない」とされています。報告書は、未特定のUAPの中には異常な飛行特性やパフォーマンス能力を示したと思われるものがあるとしており、今後さらに分析が必要だと述べています。
ただし、目撃報告のうち、地球外からの活動と結びつけられているものはなく、宇宙人を示唆するものは含まれていませんでした。